在り方

 先ほど、偉大なる森氏のMLAを読んでいて、「あ、同じテレビ番組を見ていたのだ」と思った。
> 先日たまたまTVを見ていたら、アナウンサがノーベル賞を授与された博士の研究について説明をしていた。スタジオにいた司会者のタレントが、「ああ、そんな難しいこともういい、ぜんぜんわからんから」と笑って言った。
 確かにわからないかもしれないけれど、そうやって「どうでもいい」という態度があからさまなのはどうなのだろう。
 関東でも放送されている、「司会者が関西人の関西圏テレビ番組」で自分も関西人なだけに余計に嫌なものを見せられた気がした。これで司会者が地方を感じさせない人なら、ちょっとどうかと、という程度で済んでいたと思う。
もし、関西で見ていたら「またあんなこと言うて(笑)」というふうに心境はまた違ったのかもしれないけれど、関東で見ているとスタンスが変わるのか「遠慮ないなぁ。これはないやろ」と感じたのだった・・・。
一言で言うと「ノリが違う」っちゅーことですわな。
こっちにおるせいか、すっかり感化されているようです。まあ、良し悪しはともかく。
「良し悪し」って、どうやって判断するの?とは思うけれど。



 最近は、「大多数がそう思っていれば正しい」という判断が非常に多いと思う。
正しいとか間違いとか、何を基準に言えるわけ?
判断できる人間が正しいわけ?
正しいって何?
間違いって何?
 考え方は人それぞれで、人権の尊重ってのがあるのでしょう。
「正しい」と思う自分の考えを押し付けることが「正しい」ではないのでは?
 すきかきらいか。
そのほうがシンプル。
 少なくとも、自分はそう思うけれど。